なにもないのに、なぜだかとても苦しい。息も、こころも。 

猫達も元気だし、昨日はとても楽しいことがあったのに、 

頭の中でがんじがらめになっているこいつが全てをぶち壊す。 

その人は私の裏側ばかりみていて、 

ほんの少しの弱みを握り、蝕み、繁殖させる。 

もう私自体がわけがわからなくなり、 

衝動的に刃物を喉に突き刺す動作や、 

手首を切る動作に持ち込まれたりする。 

実際にはどれも実行に移していないものの、 

床に飛散した錠剤が全てを物語る。 

分裂した細胞のように、 

SNSでは元気に振る舞っていたが、本性はこんなもんだ。 

いつも死をみている。 

冷たい瞳で。 

この発作は、念に数回起こす。 

いくら止めても、脳が暴走することはある。だから、薬で抑える。無理やりねじ込む。 

 

この発作のとき、同時に殺意の衝動に駆られることもある。 

殺したい人は残念ながら親族にいる。ただ一人あいつが私の家族をぐちゃぐちゃにした。 

絶対に許さない。もうはや五年以上あってないし葬式も出てやらないけど、きっと見かけたら本能に抗えず殺してしまうだろう。 

だけど、そのときの恍惚とした自分の顔を想像して、反吐が出た。 

 

いつか。いつか。 いつか。

私の胸にナイフを突き刺し、薬もたくさん飲んで、 

いっそ消えて楽になりたいとは常々思うが。 

私はまだ死ねない。 

死ぬとしても、あともう少しの辛抱だから。 

それ以前に、娘を見送るまでは、まだ、死ねません。 

こんなクズでも、もう少しだけ生きさせてください。 

 

2018/08/26 

Atsuto Shiizaki 敬具